みなさんこんにちは。暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
猛暑の中、食欲が落ちやすい夏でも、しっかり栄養を摂って体力を維持することは、健康な歯と体のためにとても重要です。
学生さんは夏休みが始まっていますね。長期休暇中は食生活が乱れやすく、旅行などでお口のケアがおろそかになりがちです。
夏休み中、旅行中、どんなお口のトラブルが起こりやすいかを知っておきましょう。
① 旅先や長期休暇中は、普段より甘いものや間食が増えたり、不規則な食事時間になったりすることで、お口の中が酸性に傾きやすくなります。
それに加え、慣れない環境や疲労で、歯磨きの回数が減ったり時間をかけられなかったりすることがあります。
そして、デンタルフロスや歯間ブラシも忘れがちになります。
②
旅の疲れや睡眠不足、栄養バランスの偏り、慣れない食事による刺激などで、口内炎ができやすくなることがあります。
③
気圧の変化や、日頃食べない様な硬いものを食べる機会があると、過去に治療した歯が痛んだり、詰め物やかぶせ物が取れたりする可能性もあります。
これらのトラブルを防ぐために、以下の点に注意してお口のケアをしていきましょう!
✨歯ブラシ、歯磨き粉や、デンタルフロス、歯間ブラシなど、普段使い慣れたものを持参して使うのが理想的です。
🦷普段は毎食後の歯磨きが理想ですが、外出先で歯磨きできない時は水で強くうがいするのも効果があります。
また、キシリトール100%のガムを嚙むことで、唾液の分泌を促し、むし歯菌の活動を抑える効果が期待できます。
💧水分補給をこまめに行いましょう。体が脱水状態になると、唾液の分泌量が減り、お口の中が乾燥しやすくなります。乾燥は虫歯や歯周病のリスクを高めるため、水やお茶でこまめに水分補給をしましょう。
また、唾液腺のマッサージや、食事をよく噛むこと、鼻呼吸なども唾液増加に効果があります。
楽しい思い出作りのためにも、お口の健康は大切にしましょう!
次回は唾液についてご紹介します。