みなさんこんにちは。秋が深まる10月は、食事がおいしい季節だからこそ、歯の健康を意識してもらいたい時期になります🍁
食欲の秋を楽しむために、今回は知覚過敏のお話をしたいと思います。
〇酸っぱいものがしみるのはなぜ?果物と知覚過敏の関係
秋は、みかんやブドウなど、酸味のある果物がおいしい季節ですね。みなさんは、酸っぱいものを食べると、歯が「キーン」としみると感じたことはありませんか?
それは知覚過敏のサインかもしれません。
知覚過敏は、歯の一番外側にあるエナメル質が削れたり、歯周病で歯ぐきが下がったりして、象牙質がむき出しになり、おこります。
象牙質には、神経につながる小さな穴(象牙細管)がたくさん開いています。
酸っぱいもの、冷たいもの、甘いもの、また歯ブラシの毛先がこの穴から神経に伝わると、「キーン」という痛みを感じてしまうのです。
〇知覚過敏の対策3選
①優しい歯磨き
歯を強く磨ぎすぎると、歯ぐきが下がり、知覚過敏の原因になります。力を入れずに優しく磨きましょう。
②専用の歯磨き粉を使う
知覚過敏の歯磨き粉には、むき出しになった象牙細管を塞ぐような成分が含まれています。効果を実感するまで、数週間続けてみましょう。
③食後のうがい
飲食した後は、水で軽く口をゆすいでから、歯を磨くのがおすすめです。
「たかが知覚過敏」と放っておくと、虫歯や歯周病が隠れていることもあります。気になる方は、一度当院にご相談ください。