2025年11月7日金曜日

もうすぐ12月🎄

みなさんこんにちは。寒暖差が激しい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

街も少しずつ冬の装いになってきましたね。

当院でも、季節の移り変わりに合わせて、外の植木にクリスマスの飾り付けをしました!

色とりどりのオーナメントを付けて、華やかな雰囲気になりました✨



ご来院の際は、ぜひ待合室に入る前に、外の飾り付けもご覧になってみてくださいね。

みなさんに少しでも季節の楽しさや、温かい気持ちをお届けできたらうれしく思います。

年末に向けて何かと忙しくなる時期ですが、お身体を大切にお過ごしください。

そして、クリスマスやお正月を美味しい食事で楽しむために、

年内の歯科検診も忘れずに!

みなさんのご来院を、クリスマス仕様になった医院でお待ちしております🎄

2025年11月1日土曜日

11月8日は「いい歯の日」

みなさんこんにちは。11月に入り、今年も残すところあとわずかとなりました。


11月8日は「い(1)い(1)は(8)」の語呂合わせの記念日です。この日を機に、ご自身の歯とお口の健康について改めて考えてみましょう!

1.「いい歯の日」の目標、「8020運動」とは?

「いい歯の日」の根幹にあるのが、「8020(ハチマルニイマル)運動」です。

目標:80歳になっても自分の歯を20本以上保とう!

なぜ20本?:歯が20本以上残っていれば、ほとんどの食べ物をおいしく、満足して食べられる!

現状:近年の調査では、この「8020運動」を達成している人の割合は年々増加しており、現在2人に1人以上が達成しているという結果も出ています。


2.自分の歯が残っていると、こんなに良いことが✨

いい歯を保つことは、単においしく食べるためだけではありません。全身の健康や生活の質(QOL)にも深くかかわっています。

認知症・転倒の予防

しっかり噛んで食べられることは、脳の活性化につながり、認知症のリスクを下げると言われています。また、噛む力や口腔機能が維持されていると、体の安定性が保たれ、転倒予防にもつながります。

長生き(健康寿命の延伸)

歯の数が多い人ほど、生存率が高いというデータがあります。お口のケアで誤嚥性肺炎を予防することにもつながり、健康で長生きすることにつながっています。

豊かな食生活

なんでも噛んで食べられることで、偏りのない栄養摂取ができ、体の健康を維持することができます。



3.いい歯を保つための3つの習慣

8020達成を目指すために、今日からできることを確認しましょう。

①丁寧なセルフケア🦷

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシといった補助用具を必ず使い、歯と歯の間の汚れまで意識的に落としましょう。

②よく噛む食事🍴

普段の食事でよく噛むことを意識しましょう。噛むことで唾液がたくさん出て、お口の中をきれいに保ち、消化を助ける効果もあります。

③定期的な歯科でのケア✨

毎日歯磨きをしていても、磨き残しは必ずあります。かかりつけ歯科医院で定期的に歯科健診やクリーニングを受け、プロによるチェックとケアを欠かさないことが大切です。


「いい歯の日」は、ご自身の歯を大切にする気持ちを新たにする良い機会です。

「最近歯科医院に行ってないな」という方も、ぜひこの機会に、お口の健康診断にお越しください。

「8020」達成を目指し、生涯、自分の歯でおいしく食べられる幸せを守っていきましょう🦷✨

次回は、歯の磨き方、丁寧なセルフケアについてお話ししたいと思います。


2025年10月10日金曜日

食欲の秋と知覚過敏

みなさんこんにちは。秋が深まる10月は、食事がおいしい季節だからこそ、歯の健康を意識してもらいたい時期になります🍁 

食欲の秋を楽しむために、今回は知覚過敏のお話をしたいと思います。


〇酸っぱいものがしみるのはなぜ?果物と知覚過敏の関係 

秋は、みかんやブドウなど、酸味のある果物がおいしい季節ですね。みなさんは、酸っぱいものを食べると、歯が「キーン」としみると感じたことはありませんか? 

それは知覚過敏のサインかもしれません。 

知覚過敏は、歯の一番外側にあるエナメル質が削れたり、歯周病で歯ぐきが下がったりして、象牙質がむき出しになり、おこります。 

象牙質には、神経につながる小さな穴(象牙細管)がたくさん開いています。 

酸っぱいもの、冷たいもの、甘いもの、また歯ブラシの毛先がこの穴から神経に伝わると、「キーン」という痛みを感じてしまうのです。 


〇知覚過敏の対策3選 

優しい歯磨き

歯を強く磨ぎすぎると、歯ぐきが下がり、知覚過敏の原因になります。力を入れずに優しく磨きましょう。 

・専用の歯磨き粉を使う 

知覚過敏の歯磨き粉には、むき出しになった象牙細管を塞ぐような成分が含まれています。効果を実感するまで、数週間続けてみましょう。 

食後のうがい 

飲食した後は、水で軽く口をゆすいでから、歯を磨くのがおすすめです。 


「たかが知覚過敏」と放っておくと、虫歯や歯周病が隠れていることもあります。気になる方は、一度当院にご相談ください。 

2025年9月16日火曜日

歯周病と糖尿病は意外な関係!

みなさんこんにちは。最近は、夏の暑さが徐々に和らいでいくのが感じられますね。

過ごしやすくなる季節は、生活習慣や健康への意識が高まる時期です。夏の疲れをリフレッシュし、秋に向けてお口の健康を整えるために、歯周病と糖尿病についてお話したいと思います。



一見関係なさそうに見えますが、実は密接な関係があるんです。

糖尿病になると、血糖値が高い状態が続きます。この状態が、お口の健康に悪影響を与えます。


1.糖尿病になると、なぜ歯周病が進行する?

細菌が繁殖しやすい

血糖値が高いと、唾液に含まれる糖分が増え、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

免疫力の低下

糖尿病の方は、免疫力が低下し、歯周病が進行しやすくなります。

血流が悪くなる

細い血管の血流が悪くなるため、歯肉に栄養や酸素が届きにくくなり、歯周病の治りが遅くなります。


2.歯周病になると、なぜ糖尿病が悪化する?

今度は逆に、歯周病が糖尿病に与える影響です。

炎症物質が全身へ

歯周病菌が出す炎症を引き起こす物質が、歯肉の血管から全身に広がります。

インスリンの働きを邪魔する

全身に広まった炎症物質が、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の働きを邪魔して、糖尿病が悪化します。


このように、"糖尿病になると歯周病が悪化し、歯周病が悪化すると糖尿病も悪くなる"という事態に陥ってしまうことがあります。

この2つの病気は、片方だけを治療しても、なかなか改善しないことがあります。だからこそ、両方を同時に管理していくことがとても大切です。


歯周病の治療は、お口の健康を守るだけでなく、全身の健康を守ることにつながります。

みなさん、一緒に健康な体と健康なお口を目指しましょう✨

2025年8月26日火曜日

唾液のすごい力

みなさんこんにちは。今回は、普段あまり意識することのない「唾液」についてお話ししたいと思います。

唾液は、お口の健康を守るうえで、とても重要な役割を果たしています。


1.唾液の役割

唾液には、お口の健康を守るために欠かせない、主に3つの働きがあります。

自浄作用

食べ物のカスや細菌を洗い流し、お口の中をきれいに保ってくれます。この働きがあるからこそ、私たちは食事の後に虫歯菌が増えるのを抑えることができます。

緩衝作用

食事をすると、お口の中は酸性に傾きます。この酸は、歯のエナメル質を溶かしてしまうため、虫歯の原因になります。唾液は、この酸を中和し、お口の中を中性に保つ「緩衝作用」を持っています。

再石灰化作用

酸によって溶けだした歯のミネラルを元に戻す「再石灰化」を促す働きです。唾液に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが、溶けだした歯の成分を補い、歯を修復してくれます。


2.唾液を増やすための簡単習慣

唾液の力を活かすためには、唾液の量を増やすことも大切です。今日からできる簡単な習慣を3つご紹介します。

よく噛んで食べる

食べ物をしっかり噛むことで、唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。普段より一口に時間をかけて、ゆっくり噛んでみましょう。

唾液腺マッサージ

唾液を分泌する唾液腺を直接マッサージすることで、唾液の分泌を促すことができます。

・耳下腺(じかせん):耳の前、顔と首の境目あたりを指でやさしく円を描くようにマッサージ✨

 

・顎下腺(がっかせん):顎の骨の内側、耳の下から顎の先まで、数か所を軽く押すようにマッサージ✨

 

・舌下腺(ぜっかせん):顎の真ん中、下から舌を押し上げるようにマッサージ✨

マッサージは、1日に数回、1分程度行うのがおすすめです。

水分補給をこまめに

体が脱水状態になると唾液の分泌が減ってしまいます。特に夏場は、こまめにお水やお茶を飲むことを心がけましょう。



唾液の分泌量は、加齢やストレス、薬の副作用などで減ってしまうことがあります。

「最近口の中が乾く」「口臭が気になる」といったお悩みがある方は、唾液の量が関係しているかもしれません。

今回ご紹介した簡単な習慣を、ぜひ今日から試してみてください。

唾液の力を味方につけて、一緒に健康なお口を保っていきましょう!


2025年8月1日金曜日

夏休みもぬかりなく!お口の健康を守る注意点

みなさんこんにちは。暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

猛暑の中、食欲が落ちやすい夏でも、しっかり栄養を摂って体力を維持することは、健康な歯と体のためにとても重要です。

学生さんは夏休みが始まっていますね。長期休暇中は食生活が乱れやすく、旅行などでお口のケアがおろそかになりがちです。

夏休み中、旅行中、どんなお口のトラブルが起こりやすいかを知っておきましょう。


①旅先や長期休暇中は、普段より甘いものや間食が増えたり、不規則な食事時間になったりすることで、お口の中が酸性に傾きやすくなります。

 それに加え、慣れない環境や疲労で、歯磨きの回数が減ったり時間をかけられなかったりすることがあります。

 そして、デンタルフロスや歯間ブラシも忘れがちになります。

 

②旅の疲れや睡眠不足、栄養バランスの偏り、慣れない食事による刺激などで、口内炎ができやすくなることがあります。


③気圧の変化や、日頃食べない様な硬いものを食べる機会があると、過去に治療した歯が痛んだり、詰め物やかぶせ物が取れたりする可能性もあります。

これらのトラブルを防ぐために、以下の点に注意してお口のケアをしていきましょう


✨歯ブラシ、歯磨き粉や、デンタルフロス、歯間ブラシなど、普段使い慣れたものを持参して使うのが理想的です。

 

🦷普段は毎食後の歯磨きが理想ですが、外出先で歯磨きできない時は水で強くうがいするのも効果があります。

また、キシリトール100%のガムを嚙むことで、唾液の分泌を促し、むし歯菌の活動を抑える効果が期待できます。

 

💧水分補給をこまめに行いましょう。体が脱水状態になると、唾液の分泌量が減り、お口の中が乾燥しやすくなります。乾燥は虫歯や歯周病のリスクを高めるため、水やお茶でこまめに水分補給をしましょう。

また、唾液腺のマッサージや、食事をよく噛むこと、鼻呼吸なども唾液増加に効果があります。

 

楽しい思い出作りのためにも、お口の健康は大切にしましょう!

次回は唾液についてご紹介します。

2025年6月7日土曜日

歯と口の健康習慣

 こんにちは。日中はもう夏を感じる暑さですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。


6/4から6/10まで、「歯と口の健康週間」であることをみなさんご存じですか?

「歯と口の健康週間」は、虫歯予防デー(6/4)からきています。

 

この取り組みは、乳幼児期から高齢期まで、すべてのライフステージにおける、歯と口の健康に関する正しい知識を知っていただき、適切なセルフケアと定期的なケアを推進することを目標としています。

ぜひこの期間に、お口の中をチェックして、歯を健康に意識をしていただきたいと思います🦷✨


今回は歯肉炎予防におすすめする、食生活のポイントをご提案したいと思います。

まず大切なのは、よく噛んで食べることです。

よく噛むことは、お口全体の健康維持につながります。

噛むことで唾液がたくさん分泌されるため、食べかすなどが残りにくく、そして殺菌作用によって、歯周病菌の活動も抑えられることになります。口呼吸でなく、鼻呼吸で唾液を出して殺菌効果を高めましょう。

しっかりよく噛んだ食べものは飲み込みやすく、消化もしやすいことから、胃腸への負担を減らすことにもつながります。

そして、免疫力を高める果物や野菜もおすすめです。

歯肉炎は細菌感染症のため、食事で免疫力を高めることで予防につなげていけると思います。

免疫力の向上が期待できる果物や野菜は、こちらを参考にしてください。

果物🍊

柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)・キウイフルーツ・ブルーベリー・イチゴ

野菜🥬

ほうれんそう・ブロッコリー・トマト・かぼちゃ・ニンニク・たまねぎ

 

普段の食生活や歯磨き、歯科でのケアで歯を健康にしていきましょう!

2025年4月28日月曜日

歯肉ケアの日

 こんにちは。日中はすっかり暖かくなり、藤が咲く季節になりましたね。

 4月は歯科に関する日が多いのはみなさんご存じですか?

4月18日には、「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから、「いい歯の日」となっていました🦷

もうすぐ4月29日になりますが、429日は、「し(4)に(2)く(9)」(歯肉)と読む語呂合わせから、歯肉ケアの日となっているんです。

また歯肉炎予防デーともいわれています。


歯肉炎は、歯周病の初期段階であり、歯の周りの組織に炎症が生じる状態です。

主な原因はプラーク(歯垢(しこう))の蓄積で、特に歯と歯ぐきの境目や、歯の間の清掃が不十分な場合に発生します。

歯並びが悪い場合や大きな被せ物がある場合は、特に注意して磨いていただきたいです。



日常生活においては、鼻呼吸を意識し、口内を清潔に保つことが重要です。

毎日の歯磨きを怠らず、歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯肉炎を予防することが可能です。

家庭での口腔ケアには限界がありますので、歯科医院での定期健診と、口腔ケアを受けることが、健康な口腔環境を維持する鍵となります🦷✨


いかがだったでしょうか。これからゴールデンウイークが始まりますが、連休中も、歯を大切にきちんとお手入れしていきましょう!


2025年4月2日水曜日

4月2日は何の日?

こんにちは。気温差が激しく、寒い日や暖かく感じる日が代わる代わる訪れていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日4月2日は、歯科に関係する記念日です。何の日かご存じですか?

「し(4)(0)(2)(歯列)と読む語呂合わせから、今日は歯列矯正の日です。

4月に新しいことを始めるのがふさわしいことも理由になっているそうです。

みなさんも4月から新しくなにか始める方はいらっしゃるのではないでしょうか。

みなさんは、ご自身の歯並びについて日常で考えることはありますか?

このお話で、少し歯並びについて思いを巡らせていただければと思います。


歯並びやかみ合わせを整えることは、見た目の問題だけでなく、全身の健康にも良い影響を与えることがあるとされています。

歯並びが整ってないことによる歯磨きの影響で、どうしても汚れがたまりやすかったり、むし歯になってしまうことが生じる問題があります。


本ブログ"2015/06/10"の記事 末文にも記載されていますが、むし歯や歯周病になってしまうと、口腔内の細菌が、歯肉の血管を経て全身へ影響してしまうおそれがあります。

誤嚥性肺炎や、動脈硬化を引き起こしてしまう可能性を広げてしまうのです。細菌による、粘膜の防御機能を壊してしまう影響は、とてもこわいですね。


一方、口腔内を清潔に保っていくことだけでなく、歯並びを整えることで、口腔内、および全身の健康につなげていけることはとても良いことだと思います。

また、かみ合わせもしっかり合うことにより、食事をよく噛めたり、あごを痛めづらくなったり、生活においてプラスの面が多くあります。


当院では、ワイヤー矯正、インビザライン矯正、またお子さんにおすすめする矯正として、筋機能矯正(マイオブレース矯正)を行っております。

マイオブレース矯正では、がんばっている矯正中のお子さんが、日々楽しみながら

担当スタッフとアクティビティに励んでおります!


みなさんもぜひ一度ご自身の歯並びについてご一考ください。

2025年3月18日火曜日

もうすぐ春分の日🌸

こんにちは。最近は気温も徐々に上がり、日差しが強まりすっかり春めいてきましたね。

でも風は強く、今週末は少し気温が下がるみたいなので、季節の変わり目にみなさんご自愛くださいね。

季節の変り目と言えば3/20が春分の日です。春分の日はいかがお過ごしですか?

春分の日は春のお彼岸ともいわれ、食べ物でいうと、お彼岸に関係する精進料理を食べることもあるそうです。

春が旬の食べ物で、好きな食材をぜひみなさんに探していただきたいと思います。

春に出る山菜として、つくしがありますね。つくしは天ぷらや、おひたしにするとおいしく食べられますよね。

くだもの類は八朔(はっさく)があります。春分の日に熟す柑橘類です。酸味が強く、ビタミンCが豊富に含まれています。

真鯛も春に旬を迎える食材です。縁起が良い魚とされていますよね。


お彼岸関係で、ぼたもちを食べるのも良いと思います。ぼたもちは餅をあんこで包んだお菓子です。

ぼたもちは、季節によって呼び方が異なり、お彼岸の時期の花の名前に由来しています。春は牡丹(ぼたん)、秋は萩(はぎ)になぞらえて「おはぎ」と呼ばれていますね。

ぼたもちは丸い牡丹の花と形が似ている所から名付けられたそうです。季節によって呼び方が変わるお菓子があるのはおもしろいですね。

 

もうじき桜の季節になるので、桜の葉で包んだ、桜餅も楽しめる時期も近いです。

 

春が旬の食材でしっかりご飯を食べ、元気に春を迎えましょう!

2025年2月3日月曜日

立春と節分👹

こんにちは。

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

節分も終わり、今日は立春の日ですね。

暦の上では季節の変わり目になりますが、今週は寒波が日本海側からやってきて、天気の悪い日が続くようです。

まだ寒い日は続きますので、みなさま暖かくして風邪をひかないように過ごしましょう。


みなさんは、節分はどう過ごしましたか?
おしかもくん

日本では昔から行われている節分の豆まきは、鬼を追い払い、福を呼び寄せる行事です。

そして、主に西日本、東北や関東の一部では、豆まきの他に、ひいらぎの小枝にイワシの頭を刺し、家の戸口にさげる風習もあります。

イワシを焼いたときに出る煙と、においで鬼を追い払い、ひいらぎの葉のトゲで鬼の目を刺すという言われがあります。

このように節分に使われるイワシは、「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれるそうです。

イワシには大きさや種類によって様々な呼び名があります。

例えば、まいわしは体の両側に黒い点が7つあることから、七つ星と呼ばれています。

また、3cm以下のものを、しらすと呼びます。

このように様々な呼び名があるイワシは興味深いですね!


次の行事は桃の節句ですね。春に向かって梅の花が咲き始めます。

みなさん季節の行事を楽しみ、元気に冬を乗り越えましょう!